慢性的な痛みは「体の歪み」だけが原因ではありません


慢性的な腰痛や肩こり、関節の痛みに対して
「体の歪みが原因」と言われたことはありませんか?
確かに姿勢や身体のバランスは痛みに影響します。
しかし現在の医学では、慢性痛はそれだけでは説明できないと考えられています。
目次
慢性痛は複数の要因が関係します
慢性痛は単一の原因ではなく、
生物学的・心理的・社会的要因が関係するとされています。
これを バイオサイコソーシャルモデル と呼びます。
- 組織や関節の状態
- 神経系の変化
- 筋力・運動機能
- 睡眠や疲労
- ストレスや不安
- 生活環境
痛みと身体の状態は一致しないことがある
慢性痛では、組織の損傷が回復していても
痛みが続く場合があります。
逆に、画像検査で異常があっても
痛みがない人もいます。
神経の過敏化(中枢感作)
慢性痛では、神経が敏感になり
通常は痛くない刺激でも痛みとして感じることがあります。
恐怖や不安も痛みを長引かせる
痛みを恐れて動かなくなると、
痛み → 活動低下 → 筋力低下 → さらに痛み
という悪循環が生じます。
📚参考文献
■ バイオサイコソーシャルモデル
👉 米国疼痛学会の解説
■ 中枢感作(Central Sensitization)
👉 NIH(米国国立衛生研究所)
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/books/NBK553030
■ 恐怖回避モデル
👉 慢性痛研究で広く引用される概念
https://en.wikipedia.org/wiki/Fear-avoidance_model
■ 慢性痛の包括的理解(レビュー)
👉 Pain Medicine(Oxford Academic)
https://academic.oup.com/painmedicine/article/22/11/2604/6209020
内部リンク
痛みの原因が分からずお困りの方へ
当院では、身体の状態を丁寧に評価し、
無理のない改善を目指します。

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