坐骨神経痛の原因とは?なぜ治らない?理学療法士が解説【鹿児島市】

坐骨神経痛でお悩みの方の多くが、
- お尻から足にかけて痛みやしびれがある
- 病院で「坐骨神経痛」と言われたが原因がよく分からない
- 治療を受けても良くならない
と感じています。
実は坐骨神経痛は、
▶︎「坐骨神経痛」自体は病名ではなく症状名です。
つまり、その裏に必ず原因があります。
鹿児島市でも「坐骨神経痛がなかなか良くならない」というご相談を多くいただきます。
本記事では、理学療法士の視点から坐骨神経痛の本当の原因と改善の考え方を解説します。
結論
坐骨神経痛の原因は主に以下の3つです。
・腰椎椎間板ヘルニア
・脊柱管狭窄症
・梨状筋症候群
▶︎これらが坐骨神経を圧迫・刺激することで痛みやしびれが出ます
そもそも坐骨神経痛とは?

坐骨神経は、腰からお尻・太もも裏・ふくらはぎ・足先まで伸びる人体で最も長く太い神経です。
この神経が圧迫や刺激を受けると、
- お尻の痛み
- 太もも裏の痛み・しびれ
- ふくらはぎや足先のしびれ
が出ます。
▶︎これが「坐骨神経痛」と呼ばれる症状です
坐骨神経痛の主な3つの原因
■① 腰椎椎間板ヘルニア

腰の骨の間にある椎間板が飛び出して、神経を圧迫します。
20〜40代に多く、
前かがみや長時間座っていると悪化しやすいのが特徴です
■② 脊柱管狭窄症

背骨の中の神経の通り道(脊柱管)が狭くなり、神経が圧迫されます。
50代以降に多く、
長く歩くと痛みが出て、休むと楽になる(間欠性跛行)が特徴です
■③ 梨状筋症候群

お尻の深部にある「梨状筋」が硬くなり、坐骨神経を圧迫します。
デスクワークや長時間の運転で起こりやすく、
レントゲンやMRIでは異常が見つからないことが多いです
なぜ坐骨神経痛は治らないのか?
坐骨神経痛が長引く理由は、
原因に合った対処ができていないためです。
例えば、
・梨状筋が原因なのに腰だけ治療している
・ヘルニアが原因なのにストレッチだけしている
・痛み止めで一時的に抑えているだけ
これでは根本的な改善にはつながりません
さらに、
体の使い方や姿勢が変わらなければ、同じ場所に負担がかかり続けます。
痛みが長引くと、
脳の痛みの感じ方(痛みシステム)にも変化が起こり、
より治りにくくなることが分かっています。
研究エビデンス
■坐骨神経痛の有病率
Konstantinou & Dunn(2008)
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/18923325
「一生のうちに最大40%の人が経験する、決して珍しくない症状です」
- なぜ?: 坐骨神経痛になると「自分だけこんなに重症なのかも…」と不安になりやすいですが、統計上、多くの方が人生で一度は経験する身近な症状です。
- どうする?: 多くの方が悩む症状だからこそ、正しいケアの手順も確立されています。一人で我慢したり不安を抱え込んだりせず、まずは身体の専門家に状態をチェックしてもらうことが改善への第一歩です。
■梨状筋症候群の頻度
Hopayian et al.(2010)
→ 坐骨神経痛の約6〜8%が梨状筋症候群
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/20596735
「腰の骨ではなく、お尻の筋肉の硬さが原因のケースもあります」
- なぜ?: お尻や足が痛むと「腰のヘルニアかも」と思われがちですが、実は「お尻の奥の筋肉(梨状筋)が硬くなり、神経を挟み込んで痛む」ケース(梨状筋症候群)が一定数存在します。
- どうする?: この場合、腰だけを温めたり揉んだりしても根本的な解決になりません。当院では理学療法士の視点から、原因となっているお尻の深い筋肉を的確に見つけ出し、負担を取り除くアプローチを行います。
■保存療法の有効性
Cochrane Review(2020)
→ 多くの坐骨神経痛は手術なしで改善可能
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/20949289
「多くの場合、手術をしなくても痛みの改善を目指せます」
- なぜ?: 「激しい痛み=手術しかない」と心配されるかもしれませんが、研究により、長期的(1〜2年)に見ると「手術をした方」と「リハビリなどの保存療法を続けた方」で、最終的な回復度合いに大きな差はないことが分かっています。
- どうする?: 重篤な麻痺や排泄障害などがない限り、まずは整体や正しい運動療法など、身体にメスを入れない負担の少ないケアからじっくり進めていくことが推奨されています。焦らず、ご自身に合ったペースで身体を整えていきましょう。
改善する3つのポイント
坐骨神経痛の改善に必要なのは、原因に合わせた3ステップです。
STEP① 原因を正しく見極める
ヘルニアなのか、狭窄症なのか、梨状筋なのか。
原因によって対処法がまったく違います
STEP② 筋肉・関節の状態を整える

・片方30秒×3セット 無理のない範囲で行ってください。
硬くなった筋肉をゆるめ、関節の動きを改善することで、
神経への圧迫を軽減します
STEP③ 体の使い方を変える

座り方・立ち方・歩き方を見直すことで、
再発を防ぎます
当院の施術について

かごしま整体 心晴。では、
・姿勢・動作の評価
・坐骨神経の動き(神経モビライゼーション)
・梨状筋・腰椎周囲の筋肉の調整
・日常生活での体の使い方指導
を行い、
坐骨神経痛の根本改善と再発予防をサポートします
まとめ
坐骨神経痛の原因は、
- 腰椎椎間板ヘルニア
- 脊柱管狭窄症
- 梨状筋症候群
原因を正しく見極めることが改善の第一歩です
体の使い方を変えることで再発を防げます
多くの場合、手術なしで改善が可能です
Q&A
坐骨神経痛は自然に改善することがありますか?
軽度の坐骨神経痛は数週間〜数ヶ月で軽くなることもあります。
ただし原因が残ると再発しやすいため、腰・骨盤・股関節の評価が重要です。
坐骨神経痛は病院と整体どちらに行くべきですか?
強いしびれ、麻痺、排尿障害、急な悪化がある場合は整形外科をおすすめします。
検査で異常がない場合は、整体で姿勢や動作の改善をサポートできます。
坐骨神経痛でやってはいけないことはありますか?
痛みを我慢した強いストレッチや長時間の座りっぱなしは避けましょう。
神経が過敏な状態では、無理に伸ばすより負担を減らすことが大切です。
坐骨神経痛はどのくらいで変化が出ますか?
軽度なら数回で変化を感じる方もいます。
慢性化している場合は1〜3ヶ月を目安に、姿勢・神経の滑走・股関節の動きを整えていきます。
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